原価管理ソフト(システム)をおすすめ比較ランキングでご紹介!【建設業や製造業者・工事管理に評判!】

ProSCOPE-Cの口コミや評判

公開日:2022/11/01  

ProSCOPE-Cの画像

ProSCOPE-Cは日立SC株式会社が提供するサービスのひとつで、主にプロセス産業の生産プロセスに特化したの原価管理ソフトです。原価管理は製造業界において、とても重要な要素になっていますが、今回紹介するソフトウェアのコストがどれくらいで、具体的にどのような機能が搭載され、どのような効果をもたらしてくれるのか紹介していきます。

ProSCOPE-Cはさまざまな便利機能を搭載

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ProSCOPE-Cを提供している日立SC株式会社は、情報インフラ事業、アウトソーシングサービス事業、SI事業を軸として化学・プロセス・マテリアル産業向けに特化したサービスを展開しています。SIとはシステムインテグレーションのことで、企業の情報システムにおいて、定義や設計、開発、構築、運用、保守、管理のすべての事をいいますが、その中で、生産、原価のソリューションとしてあるのがProSCOPE-Cです。

製造業では経営的に重要な要素となっており、不確実性が高く変化の激しい今の時代では、いち早く事業損益の把握が必要となるために、的確な原価管理が重要となっています。ただし、プロセス産業の原価計算は、他業種と異なる特別なノウハウが必要でしたが、業界を知り尽くした日立SCだからこそできる、製造原価計算のノウハウを集約し、原価、損益の見える化を実現しました。

現場としては工程が複雑なので、的確な原価生産が難しかったり、原価計算結果を有効に活用できずに、利益向上につながる施策が行えないという現場の課題があります。そのような課題にこたえるために、工程別総合原価計算や予算管理、差異分析、損益計算を実現するためにいろいろな機能があるのです。

原価計算基本機能

原材料受払計算、原価部門配賦計算、製品受払計算、副産物・作業屑計算、工程内仕掛品計算

原価計算補助機能

低価法計算、予算原価作成、原価差異分析

システム管理機能

ユーザー権限管理、メニュー管理、ログ管理、アーカイブ機能

損益計算機能(オプション)

損益計算、予算損益作成、損益差異分析

いろいろな原価計算方式や配賦方式をカバーしており、使いやすさも抜群です。価格部門や原価要素、細目ごとなど、きめ細やかに設定することも可能で、99通りの予算案の作成や管理、過去の実績を利用した予算の作成、過去実績データをベースとしたシミュレーション、予算と実績の差異分析なども簡単にできます。

ProSCOPE-Cの価格・利用料金

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ProSCOPE-Cの価格は基本パッケージで800万円~(税別)となっています。その中には、導入基本サービスと基本マスタ管理、システムパラメータ設定、システムメンテナンスフレームワークが入ったベースモジュール、製造原価差異分析、工程別総合原価計算、製造原価予算の策定・シミュレーションが入った実際原価計算があります。

プロセス産業特有の原価計算ソフトでは、高額な導入コストがかかるものがありますが、大企業以外のメーカーでも導入できる、低コストで高パフォーマンスのサービスを実現しています。比較的コストをおさえて利用できるのは、たくさんある機能モジュール群と拡張ライブラリが組み合わさって、必要最低限の構成からスタートできるためで、なおかつ導入の時の簡易的なコンサルや運用トレーニングなどをセットになっているため、一般的な手法よりもトータルコストはかなりおさえることが可能です。

ProSCOPE-C独自の「トライアル計算サービス」

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オリジナルで実施しているサービスとして「トライアル計算サービス」があります。サービス内容としては、現在の原価計算処理の概要をヒアリングし、実際の品目の原価計算に必要な各種データを提供してもらい、ProSCOPE-Cで計算した内容を同ソフトの標準出力帳票でフィードバックするサービスです。

このトライアルでは、いまの原価計算業務の実態と、同ソフトが提供する計算機能との適合性や導入効果などを検証することが可能になります。実際に導入することになれば、トライアルの結果を活用できるので、導入準備コストの削減と、スムーズな導入が可能です。

サービスを利用する条件としてはいくつかあります。対称としては1工場のみで、1か月以内を計算対象期間としていて、対象品目数としては5品目以内です。お客が担当する作業としては、該当製品の原価計算ルールなどに関しての調査票への記入やヒアリング、各種データを所定フォーマットへの抽出や編集の協力が必要となっており、フィードバックするものとしては、原価表、受払表、配賦表があります。

原則無料でサービスを受けることができますが、関東以遠の企業で打ち合わせが必要な場合には、交通費等がかかる場合があるので注意が必要です。

まとめ

製造業の経営判断に製造原価情報は必要不可欠で、とくにプロセス産業では、他業種と比べて特殊な情報となっています。そこで役立つのがプロセス産業での製造原価計算機能に特化した原価管理ソフトのProSCOPE-Cです。

いろいろな便利機能も搭載され、料金的にも低価格で、コストパフォーマンスに優れたサービスとなっています。まずは、どんなものか試したい企業には、トライアル計算サービスも用意しているので、一度試してみてはいかがでしょうか。

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